何故FXで勝てないのか?

一般に、デイトレやスキャルをすると
ほとんどの人は負けると言われています。
それは何故か反対に動くからです。
そして大抵の人はそれで心が折れるのです。

 

 

自分は投資に向いていないんだ…

 

 

と思うわけです。

 

 

いいですか。
良く聞いて下さい。

 

 

向いてないのではありません。

 

もともと反対に動く様にできているのです。

 

 

思ったのといつも反対に動くのであれば、
その感覚は正常です。

 

 

 

世の中には投資で生活している人がいます。働いてもいません。
正直、存在理由が分からない人達と言っても
過言じゃないかもしれません。
そんな人達は投資をやっている人達の中でもごく一握りです。
一方で投資をやっている人のうち9割ははじめたばかりで、
仕組みすらまだよく分かってない様な人達です。

 

 

まとめると、投資の世界では

 

 

9割の初心者+1割のプロ

 

 

という図式ができあがります。
すごく大雑把ですがこれで説明します。

 

 

さて、では1割のプロはどうやって勝つのか?

 

 

 

 

 

プロたちがする事はただ1つ。

 

残りの9割の初心者からの搾取

 

 

プロはわざわざプロ同士で戦ったりはしません。
そんなコトはせずプロ全員で団結し、
初心者をカモにした方が圧倒的に勝ち易いからなのです。
別に相談し合ってるという意味ではなく、
暗黙の了解で同盟を組んでいるのです。
何故ならそうしないと勝てない環境が
プロ達によって作られてしまっているからです。

 

 

 

つまり、あなたが勝つ為に今すぐにしなければならない事は

 

残り1割(プロ)に入る事

 

というとごく当たり前の結論に辿りついたかの様に思えますが、
ではどうすれば残りの1割に入れるのか。
これが非常に重要です。

 

重要なマインドセットその1!!

 

 

初心者からお金を奪う!!という気持ちでいる。

 

 

『奪う』という言葉に気分を悪くされた方は
投資というものを分かっていないかもしれません。

 

投資というのはお金の奪い合い以外の何物でもありません。

 

ただ『合法的である』という言葉を付け加えた略奪行為に他なりません。
あなたが投資で儲ければ、
その金額だけ誰かが損をしています。
やっている事はライアーゲームと何ら変わりません。
ただし、誰から奪ったのか分からない故、
罪悪感を感じないかもしれません。
(実際には「誰から」という概念は間違っているのですが
ここでは分かり易くそう表現しています。)
投資をする人は全員、お金を奪う覚悟&奪われる覚悟が必要となります。

 

 

 

話を戻します。

 

 

初心者はプロには勝てません!!

 

勝てるわけが無いし、
勝とうと思ってはいけません。

 

 

そうではなく、
自分がプロ達と同じ事をして、
初心者から搾取するのが最も効率的なのです。

 

 

そしてプロ達と同じ事をする事は難しく感じますが、
初心者から搾取する事だけを考える事は前者より難しくはありません。

 

 

何故なら初心者の代表例がちゃんといるからです。

 

 

 

自分です。笑

 

 

 

自分から搾取する事を考えたら良いわけです。

 

 

『基本的に自分が思った事と逆に動く』と思って下さい。
だからと言って売り買いの注文を逆に入れれば良い、とか
そんな単純な話ではありません。

 

 

私が取引をするときにやっている事。
まず自分の中にもう1人の自分を作ります。
二重人格みたいなものです。
1人は初心者の自分、もう1人はその初心者を観察している自分です。
メインは観察者の方に置いて下さい。

 

 

ある時、その初心者は買いを入れたくなりました。
『今買ったら絶対勝てそう』って彼は思っています。

 

 

ちょっと待ったぁ!!

 

 

初心者のあなたが買いを入れたいと思っているという事は
世界の9割の人が同じ事をしようとしています。
それは負けフラグです。

 

待ちましょう。

 

 

もし注文を入れず、その後急に上がりだしたとしましょう。

 

 

初心者のあなたは当然
『さっき買っておけばよかった!!今からでも買おう!!』と思うはずです。笑

 

 

ちょっと待ったぁ!!

 

 

あなたが買おうと思うのならば、
先程あなたと同じく買いそびれた世界の9割の人達が
同じ様に買いを入れようとしています。
これは負けフラグです。

 

 

 

さてここで今まで自分を客観的に見つめていたもう1人の自分が冷静に分析をはじめます。
今の状況はどんな状況なのか、はじめに買いを入れた人達(集団A)、少し上がってから買いを入れた人達(集団B)が大量にいるはずです。

 

どこで注文を入れたかは初心者の自分がどこで注文を入れたくなったかで判断できます。

 

 

自分の中には2人います。
初心者の自分…買っていないけど、あくまで買ったと思い込ませます。
プロの自分…まだ注文を入れていません。
※初心者は自由に考えさせますが初心者の注文は絶対入れません。

 

 

さて、もしここで下がり始めたらどうなるでしょうか。

 

 

大衆の心理は初心者の自分の心理なり。
買っていたとして自問自答します。

 

 

もし初心者の自分が『ヤバイ!!』って思って決済したくなったのなら
ほとんどの人がそう思ってます。
まず集団Bの人達はすぐさまロスカットするでしょうし、
集団Aの人達も『十分利益が出たし、下がりはじめたから利益確定しよう』
と考えて売り注文が大量に入るはずです。

 

 

このタイミングで、プロの自分が売り注文を入れます。

 

 

あれ、初心者達と同じ売り注文??

 

 

って思うかもしれませんが、やっている事は真逆です。
つまり、初心者は決済注文なのに対してプロは新規注文。

 

 

決済して(今回の場合は集団Bが)マイナスになった分が自分に入ってきます。

 

 

 

 

一方で初心者の自分が「いや、まだ大丈夫…」って思ったのなら
きっと大勢の人達もそう思う事でしょう。
なので様子見をします。

 

 

 

こうやって冷静に分析すれば、
どう動くかを予想する事は難しくありません。
直感に頼ったら絶対にはずれます。
直感を使って、その一段階上の思考分析が必要なのです。

 

 

 

この方法は自分と大衆のシンクロ率によって勝率が決まります。
うまくハマればかなり勝てる様になります。

 

但しある程度の訓練は必要です。
常に自らを客観視する練習をして下さい。

 

 

たとえば、

 

『これだけ下がったんだからもう上がるだろう!!』

 

そう感じたのなら大抵の人が同じ様に感じています。
プロの自分が『値ごろ感でトレードするな!』と制止してあげて下さい。

 

 

 

 

暴落中に少しだけ上がって、
『よし、ここで反転だ!!買い!!』
って初心者の自分が直感で思いました。

 

 

いいですか。
暴落中に少し上がった場合、
ほとんどのケースでその後再び下がります。
これは経験上いつも感じている事です。
そしてその場合買いを入れていた人(初心者の事です)がロスカットして
一気に急落します。
プロの自分はそこで売りを入れれば
初心者からお金を巻き上げる事ができるわけです。

 

 

 

まとめると、
あくまで大衆(ここでは初心者を表す)の心理を客観視する事が重要です。
大衆の心理=自分の『直感』
です。

 

 

 

 

…が!!

 

 

私の場合これだけやっても
しょせん勝率を5割をやっと超える程度
に過ぎません。

 

 

ただ普通にやったらほとんど負けるものを
半分くらい勝てる様になるのは
これほどありがたい事はありませんが…。

 

 

しかし…

 

 

悲しい事に初心者というのはたとえ勝率が9割でも
1回の大損でマイナスになってしまいます。

 

だって私がかつてそうだったんですから^^;

 

 

損小利大を徹底すればいい!ただそれだけだ!

 

なーんて説明でまとめられても
それができないから負けてるんだよ!!って感じですよね。笑

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